2021-06-29

74861ターンテーブル設置作業(3)ー初期化

無事Keyboardにターンテーブルを登録できた。
とりあえず動かしてみた。

なかなか良いぞ。小屋の明かりもつくし、動作音も雰囲気が出ている。が、なんか変、スポークトラックのないところにもデッキが移動する。本来ならあるところにしか移動しないハズなのだが、、、レイアウトに合わせてスポークトラックの変更と追加を行ったためにおかしくなった様だ。
どうすれば良い?ネットで調べるとトラック1の再定義と初期化をやれば良い様だ。
マニュアルをみると、何やら裏コマンドの様で面白い。
まずは、トラック1の再定義を行う。


次に、初期化を行う。
ぐるっと一周してスポークトラックの有無を調べる。ピッ/ポッと有無で音が違うのが楽しい。
これでちゃんと動くハズだが、どうだろう?
結果は次回。

2021-06-24

74861ターンテーブル設置作業(2)ーCS2 への登録

転車台設置完了し後はCS2への登録なのだが、これがうまく行かない。
マニュアルによればCS2のserch mfxボタンをタッチすれば、あとは自動で登録されるはずだったのだが、、、困った。
[74861ターンテーブルのマニュアルより]










ネットでいろいろ調べるがCS3での扱いは結構あるが、CS2を使った設置は見当たらない。不良品か輸送途中で壊れたのかもしれないと思いLippeに問い合わせした。なかなか対応が良かった。何度かやりとりして、無事解決することができた。以下にやりとりを記します。原文は英語。

1.GoNowLippe  [6月11日]

お助けください。

箱から出して、マニュアル通りにターンテーブルをCS2に接続しました。

しかし、このターンテーブルは動作せず、CS2に登録することもできません。

“No new mfx items found”という表示が出ました。


2.Lippe→GoNow  [6月13日]

最新のファームウェアであることをご確認ください。

CS2からターンテーブルへの電源ケーブルの極性を変えると改善されるかもしれません。


3.GoNowLippe   [6月13日]

すでに最新の状態になっています。

ソフトウェアバージョン4.2.13(14)です。

"CS2からターンテーブルへの電源ケーブルの極性変更"する方法を教えてください。

CS2からターンテーブルへのケーブルは、赤色のケーブルと茶色のケーブルの2本があります。。

ターンテーブルの「O印」コネクタ - - - - CS2からの茶色のケーブル

ターンテーブルの「B印」コネクタ - - - - CS2からの赤色ケーブル

それを以下の様に逆にするということでしょうか?

ターンテーブルの「O印」コネクタ - - - - CS2からの赤色のケーブル

ターンテーブルの「B印」コネクタ - - - - CS2からの茶色ケーブル


4.Lippe→GoNow  [6月15日]

その通りです。

やってみてください。

→色々調べてみたら、交流電源は極性というのがあることがわかった。

入れ替えると調子が良くなる場合がある様だ。

レイアウト全体では特に複数箇所で電源供給する場合には極性を揃えないとまずいが、転車台の様な独立しているところでは赤茶二本の線をどちらに接続しても大丈夫の様だ。


5.GoNowLippe  [6月15日]

極性変更やりましたが、結果は同じでした。

“No new mfx items found”というメッセージが再び表示されます。

私のCS2では他のmfx信号機やmfx分岐器は見つかりますが、このターンテーブルは見つかりません。

他に良い方法はありませんか?


6.Lippe→GoNow  [6月16日]

CS3への新しいC-trackターンテーブルの取り付けについてのビデオをYoutubeで見つけましたが、この方法がCS2でも使えるようです。残念ながら、このビデオはドイツ語で公開されていました。ファンの方が英語に翻訳してくださいました。きっと役に立つヒントが見つかると思います。ぜひ見てください。

New Marklin Turntable - Registration & Indexing with CS3

→見てみたら、ファンと言っていますが、米国の販売会社Ajckidsが翻訳したのでした。Ajckidsは私もよく使うお店で商品を売るだけでなく役に立つ情報を色々発信しています。


6.GoNowLippe   [6月17日]

「CS3で新メルクリンターンテーブル登録&インデックス作成」を見ました。

このビデオはCS3用なので、私のCS2にはあまり役に立ちませんでした。

CS2用のビデオを探したら、Märklinのウェブサイトで見つけました、残念ながらドイツ語版ですが。

Steuern der Drehscheibe mit der CS2

このビデオに答えがありました。

古いターンテーブル(7687)が工場で事前にCS2に登録されており新しい74861を登録する前に削除する必要がある。と、Märklinはこの動画のコメント欄で回答しています。私はドイツ語がわかりませんが、google-translateで翻訳しました。

ビデオと同じ様に、古い登録を削除してから検索mfxボタンをタッチすると、私のCS2も無事に74861が見つかりました。そして、問題なく動作しました。

色々ありがとうございました。


やってみた画面

・すでにあ7687の古い登録を削除

すでにある登録を削除



・mfxボタンタッチで新しい74861を探して自動登録

自動で上書きはできない(しない)みたい、一度削除して空欄にすれば書ける様だ。


今回の件での気づき。

1. メルクリン には歴史がある(過去とのしがらみや互換性に注意)。

メルクリンでは転車台が過去発売されていたという事。そして、それの設定が登録済みであったという事。そして、それが新しい転車台の登録に悪さするということ。歴史があるとこういうことがあるんでしょう。昔の転車台はmfxでなくて手動登録であり予めCS2に登録されていた、新しい転車台はmfxで自動登録なのだが、古い設定を削除して新しく設定まではしてくれないのであった。色々な転車台があり、手動登録、mfx自動登録など色々な登録方法がある。

2. マニュアルはちゃんと読まないといけない(が難しい)。

・ターンテーブルのマニュアルより


MMでのアドレスは予め、225(キーボードの15ページ)に設定されています。とあるが、これが重要だったのだな。


・CS2のマニュアルより


キーボード・ウィンドウ15は、すでに7686のターンテーブル用に割り当てられています。これも重要だったのだな。上書きできるとあるが、自動ではできず一度削除してから書くのだな。

ちゃんとマニュアルは読まないといけない。そして、転車台のマニュアルとCS2のマニュアルの内容を組み見合わせて考えると、、、そうなのかと理解できるが、わからないです。

3. 世の中、CS3の時代になっているのかもしれない。

CS2での利用情報はとても少ない。CS3の登録や操作をみたが、とても楽だし楽しそう。そろそろCS3へ買い換えドキかもしれない。

2021-06-20

74861ターンテーブル設置作業(1)ーレイアウト台への設置

Lippeから届いたターンテーブル(以下転車台)を設置する。
1.準備
線路を仮り置きし、転車台設置予定地に添付されている図面のコピーをおいて穴を開ける位置に印をつける。線路はあくまでも仮置きであり、最終的な位置ではない。転車台の位置が決まり、それに合わせて周囲の線路を配置していく。転車台ありき。その順番にやらないとうまく転車台が治らないとの事。AjckidsのYoutubeを見ていたらその旨の説明があった。→本当だった。後日、実感する事になる。Ajckidsは単に売るだけでなく、ブログやYoutubeで説明を発信しており好感が持てる。

2.穴開け
どうやってあければ良いのか?開ける穴の円周上をドリルで穴を開ける。その穴を糸鋸で切断し繋げる。ギザギザの周囲を鉄やすりで滑らかにする。天板に穴が空いたら、その下のスタイロフォームはカッターで切り取る。その下のベニア板もドリルで穴開け糸鋸、手間がかかる割に汚いし精度も低い。周囲は糸くずスタイロくずだらけで掃除が大変。

3.設置と配線
穴の周囲にZ形の受けを6つねじ止め。その受けに転車台を乗せる。
配線はかなり面倒。
転車台モーターや転車台トラックや転車台スポークトラックは別電源を用意しないとならない。
転車台モーター/デコーダー用に電源ケーブル二本(赤と茶)。
転車台トラック用に電源ケーブル二本(赤と茶)。
転車台トラックのS88コンタクト用に茶色一本。
転車台スポークトラックそれぞれに電源ケーブル二本(赤と茶)
スポークトラックは2つあるので、四本必要。

4.登録
CS2への登録。mfxなので自動登録で簡単のはずだったが、、、以下次回へ。



2021-06-17

レイアウト詳細説明

次のレイアウト変更の参考になる様に今回のレイアウトについてまとめる。台は右に90°回転したL字形。横は450cm、左縦は190cm、右横は100cm。

・狙い
台上をすっきりひろく、かつ配線作業も配慮。ターンテーブルの利用を考慮する。駅舎やホームなども考えた線路設置。

・駅:3つ。
その1、[中央駅]
レイアウトの中央に、3線持ったスイッチバック駅。駅の奥は転車台につながり、転車台は車庫につながる。駅に進入停車した列車の機関車を外し転写台を使って機回し発車。あまり使わない機関車は車庫に置き、転写台経由で列車につなげる。
その2、[外側駅]
複線外周路に駅を設ける。外側線は待避線あり信号機が設置されている。内側線は待避線は無いが始発用終端線あり。
その3、[荷扱駅]
荷物の積み下ろしのための駅。将来、クレーン動作す。

・利用風景
中央駅の2線に客車と貨物の列車が停車。車庫→転車台→駅を通り越して戻り列車の先頭に機関車を機回す。発車し外側周回路を周回続ける。外側駅の待避線や信号機を用いて追い越し追い抜き。行き違い所での行き違いや始発ホームからの発車。荷扱駅では貨車の入れ替えや荷物の積み込み。

・使用線路一覧
線路中の数字は、線路の番号、緑色は右分岐器、青色は左分岐器、黄色は三方分岐器、なんとも言えない泥色はダブルスリップスイッチ、オレンジは信号機、灰色はS88コンタクト。今までは台上にあったデコーダー類を台の下に、CS2も台外に移設。
<線路リスト>
レイアウト図の作成に用いているRailModeller Proは使用している線路の一覧を作成する機能がある。これがその線路一覧表。チリも積もればで数が集まれば結構な金額になる。2100ドル(=約23万)とな、そんなに使ったか。線路の購入は3つのお店から行っている。アメリカのAjckids、ドイツのLippe、日本のHRS大阪。表の金額は、Ajckidsの価格。

・分岐器やデコーダー
デコーダーは全部で26。内訳:分岐器が22、信号機が2、転車台が1、連結解除器が1。分岐器22のうち、m83デコーダーが12(=3x4)、線路内装式が10。m83デコーダーを用いている分岐器は内蔵式デコーダーに変えていき余ったm83デコーダーは駅舎LED照明やクレーンモーターの制御に用いていく予定。
分岐器は線路以外にも色々と必要。分岐器=線路+メカ+デコーダー+ランタン。
分岐器m83デコーダー と内蔵式デコーダーの比較。
m83:1台で4つのデコーダー 。m83から分岐器まで3本の配線必要。51.9ドル。なかなか良くできていて、コード無しで接続連結可能。電源やGNDも1台に接続すれば他は必要なし。
内蔵式:線路の内側に収まりすっきり、設置も簡単。配線必要なし。35ドル。
内蔵式を使いたいのだが費用の面でななか使えない。

・S88コンタクト
今まではL88(60883)だけだったがS88(60881)を増設。合計16x2=32箇所のS88列車検知使用可能。これだけ使えると楽しいが配線が大変。なかなか良くできていて、CS2と一台目のL88は付属のコードで接続し、2台目のS88はLANケーブルストレートを用いて1台目のL88に接続。L88とS88と離すことができるので広いレイアウトでも配線が楽。電源もL88に与えれば、S88にも供給。L88/S88とS88コンタクトの配線は、スペードプラグを用いて自作する。

・電源
転車台は電源に関して注意が必要。まず、デッキ(回る線路部分)への電源が必要。さらに、周囲のスポークトラックに電源が必要、現状2つしかスポークトラックはないが増えたならそれぞれに電源が必要。今までは一箇所だけに接続だが、線路の数も増えレイアウトが大きくなり供給箇所を増やした方が良いと考える。ちょうど良いタイミングで、昨日届いた"Märklin Digital Newsletter Vol.33 No.3"号を見たら Connections for Track Power の記事があり参考になる。スペードプラグ不足で供給箇所を増やせない。手配はしたが、手元に届くまでは以下の様にしてしのぐ。