2021-06-24

74861ターンテーブル設置作業(2)ーCS2 への登録

転車台設置完了し後はCS2への登録なのだが、これがうまく行かない。
マニュアルによればCS2のserch mfxボタンをタッチすれば、あとは自動で登録されるはずだったのだが、、、困った。
[74861ターンテーブルのマニュアルより]










ネットでいろいろ調べるがCS3での扱いは結構あるが、CS2を使った設置は見当たらない。不良品か輸送途中で壊れたのかもしれないと思いLippeに問い合わせした。なかなか対応が良かった。何度かやりとりして、無事解決することができた。以下にやりとりを記します。原文は英語。

1.GoNowLippe  [6月11日]

お助けください。

箱から出して、マニュアル通りにターンテーブルをCS2に接続しました。

しかし、このターンテーブルは動作せず、CS2に登録することもできません。

“No new mfx items found”という表示が出ました。


2.Lippe→GoNow  [6月13日]

最新のファームウェアであることをご確認ください。

CS2からターンテーブルへの電源ケーブルの極性を変えると改善されるかもしれません。


3.GoNowLippe   [6月13日]

すでに最新の状態になっています。

ソフトウェアバージョン4.2.13(14)です。

"CS2からターンテーブルへの電源ケーブルの極性変更"する方法を教えてください。

CS2からターンテーブルへのケーブルは、赤色のケーブルと茶色のケーブルの2本があります。。

ターンテーブルの「O印」コネクタ - - - - CS2からの茶色のケーブル

ターンテーブルの「B印」コネクタ - - - - CS2からの赤色ケーブル

それを以下の様に逆にするということでしょうか?

ターンテーブルの「O印」コネクタ - - - - CS2からの赤色のケーブル

ターンテーブルの「B印」コネクタ - - - - CS2からの茶色ケーブル


4.Lippe→GoNow  [6月15日]

その通りです。

やってみてください。

→色々調べてみたら、交流電源は極性というのがあることがわかった。

入れ替えると調子が良くなる場合がある様だ。

レイアウト全体では特に複数箇所で電源供給する場合には極性を揃えないとまずいが、転車台の様な独立しているところでは赤茶二本の線をどちらに接続しても大丈夫の様だ。


5.GoNowLippe  [6月15日]

極性変更やりましたが、結果は同じでした。

“No new mfx items found”というメッセージが再び表示されます。

私のCS2では他のmfx信号機やmfx分岐器は見つかりますが、このターンテーブルは見つかりません。

他に良い方法はありませんか?


6.Lippe→GoNow  [6月16日]

CS3への新しいC-trackターンテーブルの取り付けについてのビデオをYoutubeで見つけましたが、この方法がCS2でも使えるようです。残念ながら、このビデオはドイツ語で公開されていました。ファンの方が英語に翻訳してくださいました。きっと役に立つヒントが見つかると思います。ぜひ見てください。

New Marklin Turntable - Registration & Indexing with CS3

→見てみたら、ファンと言っていますが、米国の販売会社Ajckidsが翻訳したのでした。Ajckidsは私もよく使うお店で商品を売るだけでなく役に立つ情報を色々発信しています。


6.GoNowLippe   [6月17日]

「CS3で新メルクリンターンテーブル登録&インデックス作成」を見ました。

このビデオはCS3用なので、私のCS2にはあまり役に立ちませんでした。

CS2用のビデオを探したら、Märklinのウェブサイトで見つけました、残念ながらドイツ語版ですが。

Steuern der Drehscheibe mit der CS2

このビデオに答えがありました。

古いターンテーブル(7687)が工場で事前にCS2に登録されており新しい74861を登録する前に削除する必要がある。と、Märklinはこの動画のコメント欄で回答しています。私はドイツ語がわかりませんが、google-translateで翻訳しました。

ビデオと同じ様に、古い登録を削除してから検索mfxボタンをタッチすると、私のCS2も無事に74861が見つかりました。そして、問題なく動作しました。

色々ありがとうございました。


やってみた画面

・すでにあ7687の古い登録を削除

すでにある登録を削除



・mfxボタンタッチで新しい74861を探して自動登録

自動で上書きはできない(しない)みたい、一度削除して空欄にすれば書ける様だ。


今回の件での気づき。

1. メルクリン には歴史がある(過去とのしがらみや互換性に注意)。

メルクリンでは転車台が過去発売されていたという事。そして、それの設定が登録済みであったという事。そして、それが新しい転車台の登録に悪さするということ。歴史があるとこういうことがあるんでしょう。昔の転車台はmfxでなくて手動登録であり予めCS2に登録されていた、新しい転車台はmfxで自動登録なのだが、古い設定を削除して新しく設定まではしてくれないのであった。色々な転車台があり、手動登録、mfx自動登録など色々な登録方法がある。

2. マニュアルはちゃんと読まないといけない(が難しい)。

・ターンテーブルのマニュアルより


MMでのアドレスは予め、225(キーボードの15ページ)に設定されています。とあるが、これが重要だったのだな。


・CS2のマニュアルより


キーボード・ウィンドウ15は、すでに7686のターンテーブル用に割り当てられています。これも重要だったのだな。上書きできるとあるが、自動ではできず一度削除してから書くのだな。

ちゃんとマニュアルは読まないといけない。そして、転車台のマニュアルとCS2のマニュアルの内容を組み見合わせて考えると、、、そうなのかと理解できるが、わからないです。

3. 世の中、CS3の時代になっているのかもしれない。

CS2での利用情報はとても少ない。CS3の登録や操作をみたが、とても楽だし楽しそう。そろそろCS3へ買い換えドキかもしれない。

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