2021-09-18

レイアウト作業再開(4)ー S88/列車検知トラック(作業編−1)

やっと涼しくなり、久しぶりに屋根裏部屋に入り列車検知トラック作成作業再開。

1. 作成開始、部品を揃える
必要な部品を揃える。
通常の C-Track
Wire(両端の皮を剥く)
Rail Insulator(2ケ)
Spade Conector(1ケ)

2. コンタクトレール作成


製品としてコンタクトレールは売られているが、自作も簡単である。写真のオレンジ丸の中の左右を繋げている金属をカットするだけ。それにより、外側2線の左右通電がなくなり片方の線はレイアウト全体から孤立状態とする。通常のトラックと区別するため、コンタクトのシールを貼っている。さらに、白ペンキで C と印もつけている。172は長さ。型文字で長さは記してあるのだが、とても見辛いので白でわかりやすく記している。

3. Spade Conectorの取り付け

Wireの片方にSpade Conectorを取り付ける。これにより、Wireをコンタクトトラックに接続することが可能となる。もう片方はそのままで良い、S88への取り付けは穴に入れて締める方式なので。

4. WireとRail Insulatorの取り付け

Spage ConectorのついたWireをコンタクトレールに取り付ける。そして、取り付けた部分が絶縁孤立する様に、両端にRail Insulatorを取り付ける。片方は、Wireを取り付けたすぐそばに、もう片方はこのコンタクトレールに接続する隣のトラックの同じ側の線となる。取り付ける際には注意しよう。

5.  Contact Railの完成



これにて、完成し後は取り付けるだけ。
なんで、これで列車検知できるかというと、、、
メルクリン は3線が特徴であり、集電は中央1本と外側2本から行っている。外側2本は同極。そして、車両は左右の車輪が電気的につながっている。この特徴を生かした上手いやり方だ。外側2本のうち、1本は集電のために残し、もう1本を検知用に利用する。外側の線の接続を切り、片方の線を絶縁させレウアウト全体から孤立状態にする。写真のオレンジ線のところが孤立絶縁部分である。
列車が来て、外側の線に電気が通り、絶縁部分が通電することで列車が来たことがわかるわけだ。メルクリン 以外のDC2線式用の列車の車輪は左右が絶縁している(それぞれ+とーとを集電するので)。それで同じ16,5mmゲージだからとDC2専用の貨車を走らせると後進進入の際など列車検知が働かないので注意。

6.  レイアウト上においてみる。



7. レイアウト上に設置。

後は、台に穴をあけWIreを落とし、台の下を通ってS88に接続すれば完成。穴あけ作業はまとめて行うので他の部分のトラックができてからとする。

荷受け駅の串歯部分の例。
WireやRail Insulatorを取り付けた。台にあいている穴は以前のレイアウトの時にあけた穴。うまく付ければ利用するがダメなら新規に穴あけとなる。




























スイッチバック駅の信号所部分の例。




WireやRail Insulatorを取り付けた。既存の台穴がうまく利用できたのでWireを下に落とした。

部屋が暑くなってきた。
まだまだたくさんある。これは時間がかかりそうだ。






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