いよいよ電源線だ。
今まで電源供給はレイアウトに一箇所だけだった。それでもちゃんと動いていた。今回、レイアウトが大きくなった事、分岐器や信号機や転車台など電源を用いる機器が増えた事、転車台や転車台スポークトラックなどレイアウトトラックとは別に電源が必要な機器があることなどを鑑み、複数箇所へ電源供給する事にした。そのためリング型電源バスを設けようと思う。電源バスからはT型コネクターを用いてトラック等へ電源を供給する。
<T型コネクタ>
<電源供給図>
1.供給箇所
線路:2メートルごとに一箇所の割合 → 10箇所
m83:3台あるが連結しているので → 1箇所
転車台:モーター用、デッキ線路 → 2箇所
なを、 転写台の放射状トラックへはトラックから芋づる方式で供給する → 3箇所
また、L88とs88への電源供給はCS2からではなく独立した電源アダプターから行っていてこの電源バスはもちない。ACとDCの違いもあり使えないので。
2.電源バス線
<上:供給線、下:電源バス(黒と赤)>
図面上計測すると、一周の長さは9m60cmだがキリ良く10mとした。線の色は赤と茶にしたかったが茶線が無く代わりに黒を使いそれぞれ端をハンダづけしループ状にした。10mとは結構な長さでして少々驚いた。太さは 18AWG(=0.8sq)。メルクリン の通常のフィーダーワイヤー(20-22AWG=0.5-0.3sq)より一回り太いものを使用。Märklin Digital Clubのニュースレター (Vol.33-3)を参考にした。
線の太さの単位は、日本では sq(断面積)で、米国ではAWG(American Wire Gauge)。なを、数値がSQは大きい方が太く、AWGは小さい方が太いややこしい。私のワイヤーストリッパーには対応表が付いてた。
3.供給線
<作業場及び道具>
<a. 電源バス→トラック>
写真に写っている赤と茶の供給線を10セット(=20本)作る。片方の端にはCトラック裏側のB端子とO端子に挿す為のスペードプラグをカシメ、もう片方には電源バスに取り付けたT型コネクタに挿す為のスペードプラグをカシメます。総カシメ数は20x2=40となる。電工ペンチの使用で簡単に間違いなく作業ができ仕上がりも綺麗でした。
<b. CS2→電源バス>
<c. 電源バス→m83、転車台モーター、転車台デッキ>
m83、転車台モーター、転車台デッキの接続端子に接続する線を3セット。端子は線を差し込んでネジ締めするタイプなので線の片方は何もつけないでもう片方は電源バスに取り付けたT型コネクタに挿す為のスペードプラグ。
<d. トラック→トラック>
転車台スポークトラック間の電源供給用の線。フィーダーワイヤーセット(74042)を半分に切り、切った方にCトラック裏側のB端子とO端子に挿す為のスペードプラグを取り付ける。転車台スポークの1本目→2本目→3本目→4本目→5本目の芋ずる供給にこの線を用いる。現状、3セットあれば足りるが将来スポークトラックが増えたらこの線を作り使用する。
数も多く、なかなか大変だった。
いよいよ明日は台に穴を開け、配線を行う。
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