組合せrouteを作成する。
one-unit routeが整備できたら、あとは楽な作業である。
希望する動作のone-unit routeを選んで組み合わせればOK。
memory画面だけの画面タッチだけで自動運転プログラムが作成できる。
*組合せrouteを作る - 例:自動発車 test.01
1. memory画面を開き、設定モードに変更
画面下左のスパナボタンをタッチすると、詳細設定モード(青画面)に変わります。
2. 組合せrouteを作るボタンをタッチ
画面右側にrouteが開来ます。
上の画面は、D8ボタンをタッチして開いたところ。ドイツ語のメッセージでビックリするが以下のことを言っている。「分岐器などのアクサセリや機関車の命令を挿入する事ができる。さらに、音やテキストや一時停止や他のrouteも挿入できる。unitを長押しすると詳細設定画面が開く。」機関車や分岐器を動かしたり、機関車のファンクションを動作させてその命令を挿入するのが普通なのかもしれない。が、他のrouteも挿入できる、というのをここでは活用する。
3. やらせたい事の順にそのone-unit routeをタッチ
左のmemory画面からone-unit routeのボタンをタッチするとそのボタンのrouteが挿入されます。タッチした順にD8 route の unitとして挿入される。各unitを見ると、そのunitがrouteであることを示すアイコンとその名前が表示されています。上から順に実行されます。この例では、①012機関車のヘッドランプを点灯、②012機関車のエンジン始動、③012機関車のホーンを鳴らす、④012機関車を高速で走らす を順に実行。
デフォルトの名前でも構わないければ変更する必要は無いが後々の管理のためわかりやすい名前にした方が良い。画面下のName欄の右のキーボードの絵文字をタッチすると文字入力画面が開来ます。
もう使えます。簡単でしょ。実際に、この test.01をタッチすると 012機関車のライトが点き、エンジンがかかり(=エンジン音が出始まり)、ホーンが鳴り、走り出し高速まで加速してそのまま走り続けます。
*組合せrouteを作る - 例:自動停止 test.02
同じようにして、今度は停止する組合せrouteを作る。memory画面を詳細設定モードにし、D6ボタンをタッチする。下図の数字順にone-unit routeをタッチする。この例では、①012機関車の速度をゼロ(停止)にする、②012機関車のホーンを鳴らす、③012機関車のエンジン(の音)を止める、④012機関車のヘッドランプを消灯 を順に実行。
*組合せrouteを作る - 例:分岐器切り替え
同じようにして、今度は分岐器を切り替えるrouteを作る。memory画面を詳細設定モードにし、D7ボタンをタッチする。S.Sp:L(012機関車を低速で走らせる)one-unit routeをタッチ挿入した後、memory画面をA-DからI-Lに切り替える。そして、TO.05:R(5番分岐器を右に向かせる)をタッチしに組合せrouteに追加する。この例では、①012機関車の速度を低(徐行)にする、②5番の分岐器を右にする を順に実行。
自動発車と自動停止の二つがあると、とりあえず結構遊べます。ボタンタッチだけで発車と停車できます。単に動く/止まるのではなく、ランプ、ホーンと本物みたいです。あとは、どんどん one-unit routeを組合せしてrouteを作ってみてくださいな。えっ、うまく動かない!?私もだいぶハマりましたが、delay調整をしないとならない場合が結構あるのです。それは、次回。ボタンタッチの手動起動ではなく、列車検知での自動起動させたい。それは、次々回。
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Step 1. one-unit routeの作成
Step 2. one-unit routeの整備
Step 3. 組合せrouteの作成
Step 4. delay調整 ← 次回
Step 5. 組合せrouteの起動設定
Step 6. 組合せrouteの連携/自動運転プログラムの完成
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