自動運転プログラム、だいぶわかってきたので整理して記そうと思う。
メルクリン はユーザーが少なくネット上に情報が少ない。唯一、鉄道王国(メルクリンHOのサイト)はとても参考になったが閉鎖となった。操作画面は英語で、ヘルプも英語、海外のサイトも英語である。英語を読み読み動かしました。
メルクリン で機関車走行の自動運転プログラムを作成するのは、パソコンでプログラムをエディターで記述するのとは全く違う。どう違うのか、どうすれば良いのか?routeが入れ子にできる事に気がついて簡単にできる事がわかった。
*私の考えたプログラム作成方法の特徴
memory画面内の操作だけで自動運転プログラムが作成できる一般的なプログラミングの感じで作成できる機関車を動かして記録したりしなくて良い。他の画面に切り替えて分岐器やファンクションのボタンが不要。routeの追加/削除だけでruoteを作成できる
そのために、
1つの動作だけを記述したroute=1つのunitだけで構成されたrouteを作成する
→ one-unit route の作成と整備(これが大変ではある)
one-unit routeを組み合わせて複雑なrouteを作成する
→ 組合せroute の作成
そして、
delay調整、起動トリガー設定を行い完成
*プログラム作成ステップ
Step 0. 前説Step 1. one-unit routeの作成Step 2. one-unit routeの整備Step 3. 組合せrouteの作成Step 4. delay調整Step 5. 組合せrouteの起動設定Step 6. 組合せrouteの連携 → 自動運転プログラム完成
次回からこの順に説明する。
今回は、前説というか次回からための予備知識を説明。
*メルクリンの用語(一般的なプログラムでの用語)
- memory画面(IDE統合環境):routeの管理、route 作成・編集- route(プログラム):プログラム、機関車の走行シナリオ- unit(関数):route中で実行する単位- delay(wait):次のunitを実行開始するまでの時間- active by event(条件文):route実行の条件、どの列車検知で実行させるか等
*memory画面:メルクリンのプログラム開発環境(下図参照)
routeを一覧でき、routeの管理や作製/編集/削除もここで行なう。1画面に8ケX4列の32route、これが13画面あり合計396ケのrouteを作れる。
*route:自動運転のシナリオ、unitの実行順序(上図右側参照)
memory画面でrouteをタッチすると、画面右端にそのrouteの内容が表示される。実行するunitが実行順に上から下にならんでいる。各unitは、機関車の番号、動作内容の絵文字、delay時間を表示している。unitの追加削除はここで行う。機関車動作のunitの追加は実際に機関車を動かして行う。分岐器やファンクションのunit追加はkeyboard画面やconsole画面でボタンをタッチrouteに別なrouteを入れ子で追加する方法もある
*unit:動作実行の単位、一般的なプログラムでの関数のようなもの
route内のunitを長タッチするとその内容が別画面で表示され、内容の修正が行える。3つのタイプに分かれる。
①.Locomotive + Value + delay ---- 機関車の速度②.Locomotive + Function + Value + delay ------ 機関車のファンクション③.Accessory + Function + Vaule + delay --- 分岐器等のソレノイドで動かす
*delay:unit間のwait
このunit実行開始から次のunit実行開始までの待ち時間のこと。unitの詳細設定で設定変更する。routeにおける進行時間調整は、unit内のdelayで調整する。停車後xx秒後にホーンを鳴らしyy秒後に出発など、各unitのdelayで時間設定。
*active by event:route起動のトリガー設定
routeの起動方法は3つある。①.手動②.列車検知トリガーmemory画面でrouteをタッチすると、画面下辺にそのrouteの詳細設定が表示される。③.routeから呼ぶ。その詳細設定で、起動条件や列車検知番号を設定する。起動方法の切り替えmemory画面のrouteが並んだ右側に、切り替えボタンがある。[手] 手動起動[手+機関車] 手動起動&列車検知起動
次回、 Step1.one-unit routeの作成
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